耳硬化症

耳硬化症

耳硬化症耳硬化症とは、3つの耳小骨のうち、アブミ骨の周囲が固まってしまう病気です。アブミ骨は、3つの耳小骨の最深部にある骨です。そのアブミ骨の動きが悪くなることで、鼓膜からの振動が内耳に伝わりにくくなり、難聴になってしまいます。
耳硬化症になると、アブミ骨底板の周囲に「海綿様骨変化」という病的な骨が発生し、この骨病変がアブミ骨底板に及んでしまうことでアブミ骨自体の動きが悪くなります。結果として伝音難聴を引き起こし、悪化すると混合性難聴や感音難聴を発症する可能性もあります。中年の女性に発症することが多く、妊娠や出産を機に悪化することが多いとされていますが、日本人には少ない病気です。
病変が軽度の場合には、アブミ骨の固着による伝音難聴が生じます。高度な場合になると、蝸牛機能も障害されて混合難聴となります。難聴の進行は比較的遅いものの、女性は妊娠後に増悪することがあります。
治療では手術を行います。固まったアブミ骨の一部(底板)に孔をあけ、そこに人工耳小骨や自家軟骨を留置するという方法です。軽度の場合は、アブミ骨の動きを改善させるアブミ骨可動術を行うこともあります。

症状

病変が軽度の場合には、アブミ骨の固着による伝音難聴が生じますが、高度な場合には蝸牛機能も障害され混合難聴となります。難聴の進行は比較的遅く、妊娠後に増悪することがあります。

 

治療方法

治療

手術による治療を行います。固まったアブミ骨の一部(底板)に孔をあけ、そこに人工耳小骨や自家軟骨を留置する方法が一般的です。病変が軽度の場合にはアブミ骨の動きを改善させるアブミ骨可動術を行う場合もあります。

 

 

アブミ骨手術

アブミ骨の振動が悪化している場合には、アブミ骨そのものを摘出して軟骨で耳小骨の連鎖を再形成したり、アブミ骨の底板(内耳と接触している部分)に孔をあけて人工耳小骨を挿入したりします。アブミ骨の固着が軽度の場合には、処置によりアブミ骨の可動性を回復させることもあります。

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